2010年6月2日水曜日

父のそれから②今後の治療について

今日は、病院の先生からの依頼で、病状説明を受けるために訪問してきました。
「できたら、一人ではなく、ご家族の方2名以上でお願いします」との事だったのでそれなりに覚悟をして伺いました。

病状については、日に日に悪くなって行っているのが解っている為、さほど驚くことはありませんでしたが、先生からの提案(相談)は、これからどう治療をしていくかについてでした。

現状は、食をとる事が出来ない状態が続いている。栄養が足りなく、脳やほかの臓器への悪影響、体力の限界が近い・・・
点滴をしたいが、もう体内に腹水が多く溜まっており、点滴が入らず、皮膚が破けて滲み出てきてしまう。

口から栄養を取るのが一番だが、飲み込む事が困難・・・・・・・

確かに様子を見ていて、食べるのが苦痛な状況であることは理解できる。食べ物は現在は殆どスープ状になっており、赤ちゃんの離乳食よりも柔らかい状態なんですが、スプーンで口に入れてやっても、飲み込むのに相当時間がかかってします状態です。
病院側でも、担当の看護婦をつけて、時間をかけて食事を与えてもらっていますが、それにも限界があるみたいでした。

そこで、大きな病院に転院して、胃に直接流動食を入れられるように管を通してみるのはどうかとのことでした。
他には、肩甲骨付近の大きな血管に、点滴を打つというものでしたが、病院側ではいずれの対応も、もし間違って管や、針が抜けた場合相当な出血や、事故につながるとして、命の危険も伴うことから、家族の同意なしでは、出来ないとのことでした。

「決断をしてください」

と言われましたが、どうしたものか非常に迷っています。
すぐ、そうしなければならない事は判っているのですが、父にとっては相当、現状以上に苦痛な状態になることとなります。そう考えると本人が受け入れられるか・・・

しかし、迷っている時間も無い為、一両日中に結論を出して、結果的にはそういう治療に切り替えることとなるかと考えます。

0 件のコメント:

コメントを投稿