長崎もとうとう

これまで、九州の中ではどうにか活気が有った地区ですが、今日回ってみると悪い話ばかり・・

重工さんのかざぐるまもＧＭとの諍いに負けたとこで、とうとう来年度は製造が出来なくなってしまったらしい。
解っていた事だが、これまで設備投資をやってきた城下町の商人達の間では、相当な落ち込みに苦慮している様子がひしひしと伝わってくる。
「しかし、ＧＭの特許も再来年には切れるんじゃないですか？」
「一年間、なんとかすればどうにかなるんじゃ？」

　「そんなことしてりゃ、本当に会社が潰れてしまう」
　　「今年は何とかやってきたが、一年も続くと、倒産するしかない」
　　「無いと解れば、どんどん別の分野に出て行くしかない」
　　「再来年、風車が忙しくなっても、付いて行く業者は少ないんじゃないか」

どうやら、設備投資の裏にはそれなりの裏付けも有った訳で、

　　「裁判でこうなったから、仕方ない」

だけでは済まない厳しさと現実が有る。

お船のほうも、長崎地区のプラントメーカーの話だと、「名村、大島、長崎、香焼、SSK」と設備投資は、来年一年間しないという方針が出ているとの事で期待できない。

強いて言うならば、相浦工業が設備投資をするだろうとの事・・・

　造船不況はこれからだ。

車の不振、造船の低迷となれば、製鉄だって同じ事・・・・・

多くの業種のプラントメーカーが来年は仕事とが無いって言っている。

本当の不況は来年来ると考えて良いだろう・・・・・今年は序章に過ぎなかったということだ・・

　こんなこと当たらなければ良いが・・

　　　来年の三社参りは賑うかな・・・だとしたら、儲かるのは　住職ではなく、神主様だけだ（笑い